前回の続き
コロナちゃんです。
しかし今回思ったのは
お医者様と看護師さんの
素晴らしさでしたねー。
私はタイミング的に
夜間診療所に行く事になった
のですが、何もかもが合理的。
きちんと流れが出来ていて
それでいてとても丁寧。優しい。
プロの方々に温かく
正しく扱われたと感じました。
お医者様も看護師さんも
私の質問に、本当に
丁寧に答えて頂きました。
だからこそ
腹を据えて、オッケー!
頑張ろう!
戦うわよコロナちゃん!って
気持ちだったんだけど。
もらったお薬で
熱が下がり始めるにつれて
今度は関節とは別な所に
痛みが始まりました。
台頭してきたのは
喉の痛み。
何と言ったらいいのか。
ほんとに尋常じゃない痛みなの!
本当なの!
ネットで見ると
コロナに感染した人の体験として
「今まで経験した事のない痛み」
という言葉が出てくる。
やっと私は悟った。
それだ!
まさにこれが!
言葉が体験に追いつく事は
永遠にない。
だからこそ体験した人が
何か大きな言葉を使う時は
まさしく言葉の追いつかない
事態が起きているのだ。
とんでもない事が
起こっているのだ。
私は自分が味わうまで
コロナにかかった人の
「かって経験した事のない」
という言葉を軽く考えていた。
その方々に土下座して謝りたい。
喉の痛みなんて
風邪だろうがインフルエンザ
だろうがしょっちゅう味わう。
咳のたびに
喉に突き刺さる痛みなんか
やった事あるわ慣れてるわと
思ってた私は
ひっくり返った。
ネットで同じ思いをした人が
(喉にガラスの破片が撒かれているようだ)と言っていましたが
よくぞ言ってくれた。
ほんとそれだよ!
痛い痛い痛い!!!
唾をそろそろ飲まなくてはと
思うとザワッと全身に
恐怖が走るほど。
飲まずに
ティシュに出してしのぐ。
でも薬は飲まなくては。
薬を飲む為には
何か口に入れなくては。
温度差も甘みも塩分も
全て敵だあ!
唾でさえ痛いのに水なんて
さらに固形物なんて
冗談じゃない!
殺す気か⁉︎
何も飲まなくても体が
飲み下す動きをするだけで
体が震えて涙が出る痛み。
どうすんのもう!
薬を飲む為
ウィダー系のゼリー飲料や
健康飲料をあれこれ試す。
味によっては
飛び上がるほど痛い。
少しでも酸味を感じたり
味が濃い物や塩分を感じる物は
アウト。
色々試した結果
ウィダーのマスカット味。
そしてDAKARAがなんとか
喉を通りすぎてくれて
私を救ってくれる事になった。
2つとも室温ね。
何にも飲みたくない。
食べたくない。
倦怠感の中、なんとか
薬を飲んで眠る。
ある日鏡を見たら
異様に目が光ってる。
デスノートのLみたい。
ギョロギョロした目つきになって
頬がこけて、誰これ。
体はアウシュビッツ収容所の人
みたいになっていた。
体重41キロ。
マジか。
そう言えば
トイレに行ってもしばらく
大の方はしていない。
小の方も出るのはほんの少し。
体中から水分が抜けて
血液ドロドロ
危ない状況なのでは?
頭ではわかっていても
水をゴクゴク飲めと言われたら
速攻逃げ出す。
勘弁してほしいと思ってしまう。
その時の事を後に旦那は
「死ぬかもしれないと思ったら
何がなんでも水分を取らなくてはと
思わないのか。」と言った。
旦那の言葉を正論だと認めながら
この痛みを味わった事のない人に
どう説明しても無理だと
共感なぞはどこかで諦めていた。
「死ぬより痛い方が辛い」なんて
甘ったれるなと思うけれど
あんまり痛いと
判断を間違う事もある。
その時
間近に感じて
回避したいのは
耐えられない痛みの方だ。
もうこの頃は熱は下がっていた。
残ってるのは関節の痛みと
喉の痛み。
そして発作的に始まり
1〜2分続く咳が
主役になっていた。
それだけだと思ってた。
コロナちゃんは
その3まで続きます。
やれやれ
続きはまた今度。
どうなっていたか。
DAKARAちゃん。
ウィダーマスカットちゃん。
コロナ治っても常備するよ。